遠くの音がよく聞こえると雨
【類義】 鐘の音がはっきり聞こえるときは雨
音は空気中の湿度が高くなると伝わりやすい性質があります。
気温が下がれば、相対湿度も高くなるので、より音は伝わりやすくなります。
また、音(音波)の速さは気温によって異なり、
空気中の温度が一様でないと音波は屈折します。
地上付近の気温が高く上空の気温が低いと、音は上へ曲がり、遠くの音はあまり聞こえません。
逆に、地上付近の気温が低ければ、音は下へ曲がり、遠くの音でもよく聞こえるのです。
このようなことを、高校の物理で習ったような気がします。
雨が降りやすい空模様になったときは、地上付近の気温も下がり、湿度も高くなっているので
遠くの音がよく聞こえるようになるんですね。
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